効率を求め続ける人は脳が退化する!?

こんにちは。
ハッピーフィーリングカウンセラーの安 晃です。

 

現代の生活では効率的な作業が求められて、同じことを繰り返し行う反復作業はあまり歓迎されないですよね。

 

しかし脳の仕組みを調べると、効率ばかりを求めて反復を行わないのは、脳の機能を落としてしまうそうです。

 

今回はそんな効率化と脳の話について行います。

 

 

人間の脳の思考は渦巻き型の神経回路を持っているとされていて、グルグルと繰り返し反復していくことによって思考が高まっていきます。

 

この脳の思考する神経群(エリア)を脳神経外科医の林成之先生は

『ダイナミック・センターコア』

と呼んでいます。

 

林先生によると効率を重視した作業方法は反復の思考を刺激しないため、ダイナミック・センターコアが活性化されず、脳思考が深まらない悪い習慣であると警告しています。

 

脳の思考が深まらず退化すると、以下のような様々な能力に影響があります。

・思考力、集中力が低下する
・物忘れがひどくなる
・自分で考えて行動できない
・脳が疲れやすくなる
・大切な決断が出来ない
・目標達成が出来なくなる
・人間関係の改善が出来ない
・周りに流され、誤った判断をする

 

特に顕著なのが、新しいことに挑戦する時や今までの生活と違った出来事が発生した時です。

 

今までと違う新しいことに対応する時には今まで実施したことのない効率の良いやり方を探すよりも少しずつ挑戦していき、失敗もしながら自分の状況にあった回答を導き出せるようになることが大事です。

 

今覚えているスキルを身に付けた時のことを思い出してみてください。

料理や水泳、自転車に乗ることなど何でもよいです。

それのスキルが出来るようになるためには、繰り返し反復して身に付けていきませんでしたか?

 

そのように学習して自分の能力を高めていくことは、ダイナミック・センターコアの仕組みを知ると自然なことと考えられますよね。

 

 

また、その他にも効率を求め続けていると

「もっと効率がいいやり方はないかな?」

と調べる方に注力してしまい、作業は全然進まないという事態にも陥ってしまいます。

 

私は昔、そうでした。
もっと良いやり方ないか調べるだけで満足したり時間が足りなくなったりして、作業が進まず、いつまでも悩み続けていました。

 

時間を効果的に使うために、効率良く行う重視することは確かに大事です。

しかし、そのように効率ばかりを求め続けることも良くないということですね。

 

もしそのように効率を求めすぎて動けない人や失敗したくなくて確実な方法ばかり探してしまう人は、失敗の大きさを100から10にする方法を考えて、少しずつ動いてみることから始めてはいかがでしょうか?

 

現在の私は行き詰った際には、そのように思考を切り替えて行動することを意識しています。

 

効率的にやる事務作業と愚直な行動も必要な作業、バランス良く使い分けて行動出来るようにしたいですね。

 


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