心理カウンセリングの魔法:気づきとバランスが紡ぐ悩み解決の方向性とは

こんにちは。
ハッピーフィーリングカウンセラーの安 晃です。

 

悩みの解決する方法というのは現代ではいろいろな方法が確立されていますよね。

そんな数ある方法の中の一つにカウンセリングがありますが、カウンセリングで最も大事なキーワードが何かわかりますか?

 

答えは「気づきとバランス」です。

 

気づきとバランスは私のカウンセリングの先生から何度もお伝えされたカウンセリングに最も重要なキーワードの一つです。

そして悩みを解決するためにもとても重要なことです。

今回はそんな「気づきとバランス」についてお伝えいたします。

 

 

生活するうえで悩みは常に発生します。

「Aさんとギスギスしていて生活しづらい」とか「何かと理屈を出してきて、結局行動が出来ない」とか「切り替えが苦手で、過去のことをいつまでも引きずってしまう」などたくさんありますよね。

 

そのための解決策を純粋に考えるのであれば、答えはすぐに出てきます。

・「Aさんとギスギスしていて生活しづらい」
⇒じゃあ、Aさんに会わないようにすればいい。

・「何かと理屈を出してきて、結局行動が出来ない」
⇒とりあえず理屈を言う前に、行動してみればいい

・「切り替えが苦手で、過去のことをいつまでも引きずってしまう」
⇒じゃあ、過去のことを思い出さなければいい。

 

もし相談をして上記のような回答が返ってきたらどう思いますか?

嫌な感じですよね。

「そんなことは分かっている!」と言いたくなってしまいます。

それが出来ないから悩んでいるのですからね。

 

そこで「気づきとバランス」です。

たしかに上記のような解決法は問題点が解決する方法ではありますが、その他の現在の自分の状況や能力、精神状態をすべて無視した手段を提案されています。

 

そうならないために、一番良い解決方法と自分の状況の「バランス」を取る。

問題と自分の状況を正確に知って、今の状況だとこの方法が使えるという「気づき」を得る必要があります。

それこそがカウンセリングの本質です。

 

先ほどの一例で上げると、

「Aさんとギスギスしていて生活しづらい」のであれば、「Aさんは焼き肉が好きなので、少しでも機嫌が良い焼き肉を食べているときに何故そのような怒ったような感じなのか聞いてみる」など、今現在の状況で最善と思える手段を実行するということですね。

このやり方でもまだ実行できなさそうであれば、まだバランスが悪いということになるで、さらに自分の状況を考慮した方法を探していきます。

 

このバランスのとり方は理屈に基づくだけでなく、自分の感情や直感にも影響します。

感情を受け入れ、バランスを取ることで自分の苦しさや生きづらさの心理的負担も軽減をすることが出来ます。

自分の状況を無視してそのやり方に固執して突き進むやり方は、自分の身体にも感情にも無理を強いる「偽りの幸せ」に向かって進むやり方と同じです。

 

この本質に基づいて毎回問題に対応出来れば毎回最善の選択が出来るのですが、いざ問題にぶつかってやってみようとしてもうまくいかないことは多いです。

その経験は実体験でたくさん経験していることだと思います。

私もたくさんの経験があります。

 

なぜならば、人間は自分のことを一面からしか見ることをせず、多面的に見ることが不得意であるからです。

特に自分のこととなるとさらに顕著でバランスを見失って、突き進んでしまうこともあるのです。

どんなに優れた人間でもやってしまいますので、出来ていると思いこまないようにすることが大切です。

私も自分にいつも言い聞かせるようにしています。

 

 

このように「気づきとバランス」を意識して是非いろいろな方法、いろいろな角度、いろいろな人からの見え方を聞いて、自分の状況や問題を分析していきましょう。


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