やることが多すぎて焦ってしまい、落ち着けない時に有効な考え方とは?

こんにちは。
ハッピーフィーリングカウンセラーの安 晃です。

 

先週は夏日の日もありましたが、昨日は雨が降って少しに肌寒いくらいでしたね。

体調を崩さないようにお気をつけください。

 

先日、私のクライアントさんからこんな相談がありました。

「今、仕事のことや家事のこと、彼氏のことなど、いろいろと考えることが多すぎて、もうどうしたらいいかわからないです。」

そのお気持ち、とてもよく理解できます。

私も仕事が忙しくなるだけでも、余計なことを考えすぎて気が滅入り、苦しく感じることがあります。

 

本日は、そんな時に心の負担を軽くする方法をお伝えします。

仕事やプライベートの多忙な時にも効果的な方法です。

その方法は「今すぐやること」と「後でもいいこと」を区別することです。

 

多くの人が、やらなければならないことと後回しにできることを区別することに悩んでいます。

私たちの生活は、タスクや義務でいっぱいです。

仕事、家事、勉強、人間関係など、やらなければならないことは終わりません。

では、なぜ「今すぐやること」と「後でもいいこと」を区別する必要があるのでしょうか?

 

経営学者ピーター・ドラッカーに、興味深いエピソードがあります。

彼は若い頃にいくつもの仕事を掛け持ちし、忙しく苦しい状況になりました。

自分でもどうしたらいいかわからないほど追い詰められていたため、本当に重要なタスクを整理するために、紙に書き出しました。

すると、彼が本当に重要だと感じたことはわずか数個しかなかったとのことです。

その気づきを得た後、彼は落ち着きを取り戻し、書き出した優先度の高いタスクから順番に取り組んでいったそうです。

 

このエピソードは、仕事や課題の話だけでなく、悩みや心の問題にも当てはまります。

私たちは、さまざまな立場でやるべきタスクを抱えており、それによってさまざまな問題や感情が湧き上がることがあります。

そんな時、まずは自分の中で優先順位を決めて、他のことは後回しにするのがおすすめです。

タスクの数を減らし、集中できることで心の負担はかなり軽減されます。

 

冒頭でお話ししたクライアントさんも、全てのことを一度にやらなければならないというプレッシャーを感じ、キャパオーバー気味でした。

ですが、彼女に「お悩みの中で今すぐやらないといけないことと、すぐにやらなくても良いことに分けてみてください」とアドバイスし、一緒に課題を整理していきました。

すると、彼女は今すぐやらなくても良いことを見つけることができ、その結果、「今すぐやらなくてもいいと思ったら、少し楽になりました」と言って落ち着いた様子になりました。

 

焦って抱え込みすぎると、ついつい忘れがちです。

私も自分に言い聞かせながら気をつけています。

やるべきことが多いと感じた時は、ぜひ「今すぐやること」と「後でもいいこと」を区別し、優先順位をつけることを試してみましょう。

その結果、心の余裕が生まれ、効率的に取り組むことができるでしょう。

 

忙しい時にこそ、ぜひ実践してみましょうね。

 


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