人生を変えるのに、悩みの原因を突き止める必要はない。悩みの深堀りのデメリットとは!?

こんにちは。
ハッピーフィーリングカウンセラーの安 晃です。

 

先日、クライアントさんの相談でこのようなご相談をいただきました。

お悩みを要約すると

「自分の悩みの根本原因が何かわからず、そのせいでさらに苦しくなる」

とのことです。

 

特に性格が真面目な方は悩みを解決しようとして努力して原因を探そうとするのですが、その原因が見つからず、悩みがより深刻になっていくということが良くあります。

 

そんな時には、原因を見つけてから解決に動くのではなく、最初から解決に向けて行動するようにしてみましょう。

 

なぜなら、原因がわからなくても物事が解決するケースが数多くあるからです。

 

原因がわからなければ改善方法も分からず、苦しさから抜け出せないと思いますでしょうか?

そんなことはありません。

例えば、詳しい原因は分からないけど、寒気がするときは「身体を暖かくして寝る」ことは当たり前ですよね。

 

寒気の原因は風邪ウイルスなのか、インフルエンザなのか、食中毒なのか分からなくても

たっぷりと寝て、身体の免疫力を活性化させることはどんな病気でも有効な手段です。

このように「寒気」という大まかな原因さえ分かれば、解決のために有効な手段は用意されているのです。

インフルエンザ専用の薬でなければ治らないということはありません。

 

同じような考え方は悩みにも言えます。

精神的な問題は過去の体験や思想、出来事など色々な原因が複雑に絡むため、根本原因がすぐに見つからないこともあります。

 

特に自分で解決しようとする場合、客観的に原因を判別することが出来ず、「できないのは自分がダメだからだ」と結結論付けてしまうことが多々あります。

そのような自分を追い詰めてしまう自己批判は、物事がうまく進まない悪循環に入ってしまい、他人を優先する偽りの幸せへ向かってしまいます。

 

そうすると悩み解決はさらに遠のいていきます。

悩み解決のために原因を追究しすぎるとこのような悪影響があったのです。

 

そのため一定期間考えても原因がわからない場合は、深く追求することをやめ、「身体を暖かくして寝る」ような当たり前の手段を行いましょう。

そのためには、今の悩みがどの分野の悩みで「何のために」しているかを一度考えてみることが必要です。

 

大枠の「何のために」さえ分からず、今すぐやらなくてよいかもしれないですし、そもそも悩んでいたことをやらなくてよいことだってあります。

原因にこだわりすぎて細かい部部で悩んでいるときは、そのような発想は出てこないです。

 

特に冒頭で話したクライアントさんのような原因探しで疲れている方は、原因探しを中断し、リラックス方法と大枠で考えて発想を転換する方法をお伝えしました。

 

すると2週間で

「原因を追究しなくても改善できると知り、追及をやめることが出来たら気が楽になりました」

といううれしいご回答がありました。

 

状況によりますが、このように心が軽くなるだけで悩んでいたことが吹き飛んでしまうこともあります。

原因不明であった寒気が寝てたら勝手に治ったと同じ理屈ですよね。

 

ですから

「できないのは自分が能力がないからだ」

「できないのは自分がダメだからだ」

と悪い方に考えてしまう場合は、

原因の深堀りはやめて、悩みはそもそも何のためにやるのか振り返ってみましょう

そちらの方が自分の苦しさから早く抜け出せますよ。

 


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