ストレス反応から見た病気や体調不良改善のため長期的ストレスを無くした方が良い理由とは?

こんにちは。
ハッピーフィーリングカウンセラーの安 晃です。

 

皆さん、幸せな日々を過ごすためにも身体は元気でいたいですよね。

身体のためにもストレスを溜めたくはないものです。

ストレスと身体の関係についてはご自分の経験として実感があるでしょうし、知識としてもご存じだと思います。

しかし、具体的になぜかというのはご存じでしょうか?

今回はストレスと身体について簡単にお話いたします。

 

ストレスを感じると感情的になったり眠そうだった身体がシャッキリ目が覚めたという経験はありませんか?

例えば学校の授業中にボーっとして、今にも眠ってしまいそうな時に突然指名をされて回答しないといけない時です。

今までの眠気が一気に吹き飛んで頭がシャッキリするという経験はありませんでしたか?

私は何度もあります。

 

それはアドレナリンやコルチゾールといったホルモンがストレスに反応して体内で分泌されているためです。

特にコルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれていて、ストレスを感じると分泌されます。

そして、身体を目覚めさせたり炎症をしずめたりする効果があります

 

そんなコルチゾールですが、ストレスを必要以上に感じるとコルチゾールも過剰に分泌されます。

それが一時的な物であれば問題ないのですが、長期間ストレスを受け続けると体内のコルチゾールも長期間・大量に消費されます。

そしてある一定期間を過ぎて「これ以上コルチゾールを出せないよー」となった状態になると、コルチゾール量は一気に必要値以下になってしまいます。

必要以上に消費されてしまったため、コルチゾールが無くなってしまうのですね。

 

この様にコルチゾール量が身体にとって過剰な量だったり不足していたりすると身体に悪い症状が現れます。

具体的には以下のような症状です。

【体内コルチゾール量の変化によって現れる症状】

・免疫力低下(しょっちゅう風邪や病気になる)
・生理時の情緒不安定
・目が覚めても疲れが取れていない
・イライラしたり気持ちが落ち込んだりしやすい
・思考力がうまく働かず、頭がぼーっとする
・体重増加
・めまいや立ち眩みが頻発する

 

そして炎症を鎮めるコルチゾールが無くなると、当然炎症系の病状(大腸炎やIBS、アトピー性皮膚炎、花粉症や気管支ぜんそくなど)は悪化します。

さらに最近の研究では炎症が続くことによってガンや動脈硬化、認知症などの命に係わる病気の原因にもなることが分かってきています

 

この様にストレスはためすぎると精神面への悪影響だけでなく、身体にとっても全く良いことはありません。

この様な症状に心当たりがある方は、ストレス対策について真剣に考えましょう。

精神的な問題だけでなく、体調の回復にもつながる可能性が大いにありますよ。


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