「常に正しくしないと」と思って苦しんでいる方への未来が広がる考え方

こんにちは。
ハッピーフィーリングカウンセラーの安 晃です。

 

現代では「効率よく、正しく」ということが求められてしまっています。

その影響で、常に「正しい生き方、正しい生活、こうするべきだ」という考え方で日々を過ごしていないでしょうか?

その考え方のせいで苦しんでいないでしょうか?

 

 

もしそうであれば、少し考えてみてください。

「正しい生き方ってどんな生き方ですか?」

具体的にこの人が正しい生き方だという方はいますでしょうか?

 

有名な人でしょうか?

お金を持っている人でしょうか?

歴史的に大きな革新をもたらした人でしょうか?

具体的な人物をあげてみて、少し考えてみましょう。

 

例えば、漫画の神様と言われている手塚治虫です。

あの方は漫画の基礎となる素晴らしい作品を多数残している一方で、
ご自身でアニメを作りたいという強い思いから鉄腕アトムなどのアニメを低賃金で無理して作成しています。

その結果、一部では業界全体の賃金を下げてしまったとの批判もされています。

 

また、アップルを世界一位の企業にまで成長させたスティーブ・ジョブズも有名ですね。

ですが、彼は他人の提案したアイデアを一度退け後から自分で思いついたかのようにそのアイデアを発表したり、
人が一生懸命にやっている仕事を「くだらない」と評して人を罵倒したりもあったそうです。

 

この苛烈な精神が物事を突き詰める原動力なのかもしれません。

しかしこのような行動は他人の気持ちを考えられていない行動で、ジョブズの性格はあまり褒められるものではないように思います。

もし私がジョブズと一緒に仕事をしていたら、精神的に深く落ち込み、耐えられなかったでしょう。

 

世の中への貢献やお金を儲けることだけが正しいのであれば、お二人は「正しい人」というカテゴリに入ると思います。

しかし、別の角度から見ると正しいことが間違っていると批判の内容になってしまうかもしれないのです。

 

お二人について悪く言うつもりは全くありません。

正しさというのは結果だけで評価されるところがあるため、きっと結果を出したお二人は最上の生き方であったのでしょう。

 

ですが、そのような最上の生き方では、私にとっては充実した人生になれない気がします。

少なくとも私は周りの人にも優しく接したいと思っているので、それを無視して自分の仕事だけを優先して自分の幸せが手に入るとは思えません。

正しさを優先に追い求めると本当に疲れた、辛いだけの人生になってしまうでしょう。

 

なので、私は正しい生き方というのを目指すのはやめました。

しさを求めすぎると他の人からの評価ばかり気にしてしまい、自分に合わない無理のある生き方をしてしまうということを自分の経験としても思い知ったためです。

 

「自分が楽に楽しんで生きて、周りも幸せになるような生き方」を目指すことにしました。

それを形にしたものがハッピーフィーリングカウンセリングです。

 

もちろん、この考え方は私がたどり着いた現時点での形であり、正しいことを目指してはいけないとは思いません。

『それでもこれが正しい』と考えて生きていくことはすごく立派なことですし、一つの生き方ですよね。

しかし、自分の楽しさを軸にして生きる生き方もまた人生の選択肢の一つであるということを提示するためにカウンセラーの活動をしています。

 

皆さんも『正しい』を追求するあまりにご自身のつらさを感じているのでしたら、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?

 


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