「どうせ私には出来ない」と自己否定するあなたへ伝えたい人間の脳の可能性

こんにちは。
ハッピーフィーリングカウンセラーの安 晃です。

 

今回は、人間誰もが持っている脳についての話をします。

脳の可塑性(かそせい)という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
聞きなれない言葉ですよね?

しかし、この脳の可塑性は人間をいつからでも立ち直ることが出来る力なのです。
きっと自己否定が強いあなたの味方にもなってくれますよ。

 

そもそも可塑性とは何でしょうか?

可塑性とは『力を加えて一度変形したら、形が変わったまま保たれる性質』のことを言います。

粘土に指やペンなどを押し込んだら、指を離しても押し込まれた形のままですよね。

この性質が可塑性です。

 

この可塑性、最近の脳科学では人間の脳にも備わっているとされています。

一つ例を出します。

脳卒中など脳の病気になった方は指など身体の一部がマヒして動かなくなってしまう方も多いそうです。

指が動かなくなる原因は指を動かす命令を出す脳の細胞Aが死んでしまうと発生します。

そのままでは一生指を動かすことは出来ないままでしょう。

 

しかし、数か月のリハビリを行った結果、指を動かすことが出来るようになることもあります。

この時の脳の状態を調べるとAの脳細胞は全く変化がなかったのですが、その代わり別の脳細胞Bの部分が発達していたというのです。

 

これが脳の可塑性です。

これはリハビリによる訓練によって、指を動かすという機能をBの細胞で実施できるように脳が変わったためだと考えられています。

 

この様な優れた機能を私たちの脳は持っているのです。

そして、この脳の可塑性は何歳からでも変化可能とも言われています。

 

思考のパターンにも同じことが言えます。

悩みが発生するのは思考パターンが原因のものも数多くあります。

今までの生活で作られた思考パターンAを変える事は簡単ではないです。

しかし、あなたに合った正しいリハビリさえ行えば、楽に生活を送るための新しい思考パターンBを脳に作り直すことが出来るのです。

 

ですから「どうせ僕には出来ない」などの自分を否定して諦めることだけはしないでください。

いつからでも自分で続ける気さえあれば、脳は変えることが出来ます。

思考パターンが変わって脳が変われば、今悩んでいることも無くすことが出来る可能性があります。

可能性を信じずに諦めてしまったら、ずっと変わることはありません。

 

時々立ち止まって休んでも構いませんので、あなたの素晴らしい脳を信じて少しずつ改善しようとする心を忘れないでください。

 


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